内容説明
家族を「システム」で理解すれば問題解決の道筋が見える!母子・児童・障害・高齢福祉、保健、医療、教育、司法etc.家族がかかわるあらゆる分野に役立つ知の核心を紹介!
目次
第1部 家族の構造理論(家族の群像;問題解決へ;家族の構造理論)
第2部 構造的特徴に基づく展開(家族に起こりがちな構造的メカニズム;行動パターンの推理―事例検討の考え方;エクササイズ)
著者等紹介
団士郎[ダンシロウ]
1947年生まれ。児童相談、障害者相談機関の心理職として25年間勤めた後、1998年から「仕事場D・A・N」主宰。立命館大学大学院教授を務める傍ら、全国各地で家族療法・家族理解のワークショップを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
morinokazedayori
31
★★★★個人の問題をその個人に対する働きかけだけではなく、その人をとりまく家族システムに働きかけて改善していこうとするアプローチ。事例も豊富で、初学者向けにとても分かりやすく書かれている。2017/07/06
たらこ
5
構造論の入門編。イメージしやすく、すぐに役に立ちそう。2015/06/16
スミレ雲
5
因果論と円環論という思考形態を活かしながら、犯人探しに陥りがちな因果論より円環論を重視して、ケースワークを行う。そのために具体的着眼点を示した本。つまり、境界、サブシステム、パワーの視点を持つこと。
ひろか
5
「構造派」というのは知っていたし、”世代間境界”等の概念自体は知っていたが、その意味合いや使い方をやさしく解説。エビデンス重視の時代だからこそ、さらに大事さが増す。2013/07/28
ぴろみこ
2
タイトルからは想像できないほど、読みやすかった。まさかの一気読み。2013/09/05
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- 和書
- 大気電気学概論