障害をもつ子が育つということ―10家族の体験

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784805830222
  • NDC分類 369.49
  • Cコード C3036

内容説明

この子は「つながり」の中で生きていく…障害をもつ子との日常を親たちが綴った手記集。編者が親・専門家の立場から寄せた「体験を読む」を付す。

目次

第1章 10家族の体験(たくさんの人とのつながりのなかで―四肢全欠損など;「当たり前」のかかわり合いを求めて―EEC症候群;移植を待つ息子との暮らし―ファンコニー貧血;医療から放り出されたくない―胎児発育遅延;親子愛で共倒れになる前に―胎児発育遅延 ほか)
第2章 体験を読む―4つの立場から(親の立場から―知ってほしい!障害をもつ子と親の日常;看護の立場から―「当たり前の暮らし」を支える;ケースワーカーの立場から―目に見えない障害をもつ子と親の精神保健;医師の立場から―子育ての「リスク」を乗り越えるためのネットワークを)

著者等紹介

野辺明子[ノベアキコ]
上智大学文学部卒業。長女の障害をきっかけに、1975年より先天性四肢障害児父母の会の活動を始める。現在、さいたま市民活動サポートセンター職員

加部一彦[カベカズヒコ]
日本大学医学部卒業。東京女子医科大学母子総合医療センターなどを経て、現在総合母子保健センター愛育病院新生児科部長。専門は小児科学・新生児科学

横尾京子[ヨコオキョウコ]
聖路加看護大学大学院修了。大阪府立母子保健総合医療センター新生児棟看護師長などを経て、現在広島大学大学院保健学研究科教授、日本新生児看護学会理事長。専門は母性看護学・助産学。現在は新生児の痛み、NICUの環境、NICU退院児の訪問看護・通所看護について研究している

藤井和子[フジイカズコ]
立教大学社会学部卒業。児童相談所勤務ののち、国立精神・神経センター精神保健研究所に勤務。同児童・思春期精神保健部室長を経て、現在、まめの木クリニック・発達障害研究所ケースワーカー。専門は、児童・思春期の神経症圏・発達障害・児童虐待の家族の研究・家族相談援助(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちー

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様々な障害を持つ親の体験談。 身体障害や内部障害、発達障害……。 実際その立場になってみないと本当に理解することはできないとは思う。 でも、知らないとそこにすら辿りつかないんじゃないかな。 養護学校じゃなくて公立の小学校を選んだり、行きたくないけど健診に連れて行ったお母さんの話もそうだったけど、まず知って欲しいってのが多かった気がする。 隠さなきゃいけないような子を産んだわけじゃない、確かにその通り。 でも、そこに行き着くまで本当に本当に色々な思いをしてきたんだろうな。2023/03/12

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