内容説明
経典講讃や異宗派間での教理問答が行われた法会。それは、日本仏教の基盤となる「学問知」の体系を作った営みである。
目次
序論 法会という営み―唱導・論義へ
第1部 論述篇(中国における講経と唱導;日本における講経と唱導;法会にみる資料;石山寺所蔵『法華経品釈』について;東大寺所蔵『妙法蓮華経釈』について ほか)
第2部 資料篇(石山寺所蔵『法華経品釈』;東大寺所蔵『妙法蓮華経釈』;東大寺所蔵『六十華厳経品釈』;法勝寺御八講問答記(部分)
最勝講問答記(部分))
著者等紹介
蓑輪顕量[ミノワケンリョウ]
1960年、千葉県生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、愛知学院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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