目次
第1部 進化と変貌をとげる欧米自転車先進国―我が国の自転車活用推進計画に対する教訓(自転車の役割の進化;進化と独創性に富むドイツ連邦の自転車政策―その哲学とアイデアを学ぶ ほか)
第2部 都市の生活質の向上が基本―欧米自転車都市の先進的かつ独創的な政策に学ぶ(アイデア施策から自転車利用者を誘引する発想を学ぶ;自転車の利用に市民を誘引し続ける都市―コペンハーゲンの自転車政策 ほか)
第3部 我が国の自転車先進都市の自転車計画(我が国の自転車計画を見る場合の視点;自転車観光(サイクルツーリズム)と地元住民の利用をセットでいち早くめざした計画―奈良県自転車利用促進計画(平成22年12月) ほか)
第4部 我が国の自転車活用推進計画の策定の方法―先進国・先進都市からのノウハウ(国の自転車活用推進計画;地方公共団体の自転車活用推進計画及び自転車の活用に係る施策の動向 ほか)
第5部 自転車の活用ポテンシャルを広げる―都市・住宅・健康・医療・環境・災害・高齢者・地域活性化・観光・子育て等あらゆる政策に自転車の活用ポテンシャルを広げる
著者等紹介
古倉宗治[コクラムネハル]
建設省、東京工業大学助教授、(財)民間都市開発推進機構都市研究センター、(財)土地総合研究所等を経て、2008年から(株)住信基礎研究所研究理事。京都大学大学院客員教授(公共政策大学院及び同法科大学院)並びに麗澤大学経済学部、中央大学法科大学院、首都大学東京等の講師。国土交通省「都市交通としての自転車利活用推進研究会」、奈良県「奈良県自転車利用促進方策検討委員会」、宇都宮市「自転車のまち推進計画策定懇談会」等の委員。自転車の総合的体系的な利用促進策、放置問題の新たな発想による解決策や自転車の交通政策などを手がけるほか、街づくりに関する法制的な規制、都市環境における環境共生のあり方、景観、土壌汚染など都市計画・都市環境分野で国、地方公共団体、民間等からの調査研究を行ってきた。2004年に自転車のソフト面の利用促進策に関する研究で学位(博士(工学))を取得。専門はあ、内外の自転車政策・自転車計画、まちづくり法制、都市計画法制度など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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