出版社内容情報
世界中の映画祭で喝采を浴びた『選挙』や『精神』。「観察映画」というユニークな手法を実践する著者のドキュメンタリーの作り方と哲学を通じて、読者に新たな「世界の見方」のヒントを提示する。
目次
第1講 自分の方法論を育てる
第2講 観察映画『選挙』を観察する
第3講 撮影…唯一無二の「時間」を撮る
第4講 編集…過去を現在から解釈する
第5講 ドキュメンタリーに“安全な観覧席”はあるか
第6講 経済的な独立性が映画を守る
著者等紹介
想田和弘[ソウダカズヒロ]
映画作家。1970年、栃木県生まれ。東京大学文学部卒。スクール・オブ・ビジュアルアーツ映画学科卒。93年からニューヨーク在住。NHKなどのドキュメンタリー番組を手がけた後、台本やナレーション、BGM等を排した、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。『選挙』『精神』『Peace』『演劇1』『演劇2』などで受賞歴多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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