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内容説明
簡易決済手段としての相殺の法的性質を明らかにする。三者間相殺に関する検討から、発展的にマルチラテラル・ネッティングの理論的根拠を提示。債権法改正の議論や法律実務に資する研究書。
目次
第1部 三者間相殺の類型化
第2部 三者間法定相殺の研究(わが国の民法における三者間相殺の類型的検討;三者間法定相殺を巡る判例および裁判例の検討;三者間循環的法律関係の相殺―三者間相殺の応用)
第3部 三者間相殺から多数当事者間相殺への発展的研究(二者間で締結される二面的法律関係の三者間相殺契約;発展的問題―多数当事者間相殺からマルチラテラル・ネッティングへ)
著者等紹介
深川裕佳[フカガワユカ]
2002年三重大学人文学部社会科学科卒業。2004年名古屋大学大学院法学研究科博士前期課程修了(修士(法学)取得)。2008年明治学院大学大学院法学研究科博士後期課程修了(博士(法学)取得)。現在、東洋大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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