内容説明
地域固有の法秩序や、司法機関へのアクセスのメカニズム、非公式紛争処理に関する問題を、質的データから総合的に考察。
目次
第1章 本書の枠組みと構成
第2章 調査対象と方法
第3章 地域社会における法的支援供給
第4章 “法的支援ネットワーク”(1)―既存のサービス
第5章 “法的支援ネットワーク”(2)―新規の法的サービスと“連携”
第6章 “法的支援ネットワーク”の形成要因と構造
第7章 地域社会と“ネットワーク”結合
第8章 「知り合いの本島(から)の弁護士」への依頼
第9章 法律相談のサービス性と購買行動
第10章 弁護士利用における紐帯と空間
終章 総合法律支援の実効化に向けて
著者等紹介
吉岡すずか[ヨシオカスズカ]
2010年神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。現在、名古屋大学大学院法学研究科特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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