出版社内容情報
3・11の震災のあと、被災地をはじめ、永平寺、高野山、恐山など、日本の名だたる寺を訪ね歩き、日本人の死生観をさぐった記録
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれた著者は、子どものときから母とともに日本各地を旅していた。父をなくし、その喪失から立ち直ることができずにいたとき、海の向こうで東日本大震災が起きた。
人はどのように死者を送り、親しい人の死を受け入れていくのか。仏教は答えをくれるのか?
被災地をはじめ、永平寺、高野山、恐山などをめぐり、盆踊り、精霊流し、お盆の行事などを訪ね歩きながら、著者は少しずつ心の折り合いをつけていく。
ふたつの祖国をもつ著者の、死をめぐる日本文化論であり、日本旅行記でもある。
序章
1.大災害
2.寺
3.お別れ
4 冬の悪魔
5 春爛漫
6 日本列島の仏陀
7 ともに座して
8 ともに食して
9 小さなプリンセス
10 原子の分離
11 死者のゆくえ
12 あの世
13 夏の訪問者
14 霊との告別
15 秋の紅葉
16 盲目の霊媒
17 ダース・ベイダー
18 あの世からのメッセージ
謝辞
訳者あとがき
【著者紹介】
著者は日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれた。カリフォルニアで育ち、コロンビア大学を卒業後、作家として活躍している。「ナショナル・ジオグラフィックス」などに寄稿。また2013年にはNHKのドキュメンタリー「亡き人の魂とともに」などに出演。
内容説明
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれた著者は、子どものときから母とともに日本各地を旅していた。父をなくし、その喪失から立ち直ることができずにいたとき、海の向こうで東日本大震災が起きた。人はどのように死者を送り、親しい人の死を受け入れていくのか。仏教は答えをくれるのか?被災地をはじめ、永平寺、高野山、恐山などをめぐり、盆踊り、灯篭流し、お盆の行事などを訪ね歩きながら、著者は少しずつ心の折り合いをつけていく。ふたつの祖国をもつ著者の、死をめぐる日本文化論であり、日本旅行記でもある。
目次
大災害
寺
お別れ
冬の悪魔
春爛漫
日本列島の仏陀
ともに座して
ともに食して
小さなプリンセス
原子の分離
死者のゆくえ
あの世
夏の訪問者
霊との告別
秋の紅葉
盲目の霊媒
ダース・ベイダー
あの世からのメッセージ
著者等紹介
モケット,マリー・ムツキ[モケット,マリームツキ] [Mockett,Marie Mutsuki]
日本人の母とアメリカ人の父の間に生まれ、カリフォルニアで育つ。コロンビア大学を卒業後、作家として活躍している
高月園子[タカツキソノコ]
翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部史学科卒業。在英25年(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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