若い読者のための第三のチンパンジー―人間という動物の進化と未来

個数:
電子版価格
¥935
  • 電書あり

若い読者のための第三のチンパンジー―人間という動物の進化と未来

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月19日 13時16分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794221759
  • NDC分類 469
  • Cコード C0045

出版社内容情報

チンパンジー(コモンチンパンジー)、ボノボ(ピグミーチンパンジー)と人間の遺伝子はじつに「98.4%」が同じ。人間は「第三のチンパンジー」。たっ「1.6%」の差異が、なぜここまで大きな違いを産み出したか? 分子生理学、進化生物学、生物地理学等の幅広い知見と視点から、壮大なスケールで「人間とは何か」を問い続けるダイアモンド教授の記念すべき第一作が、より最新の情報をふまえ、読みやすくなって登場!

□ ネアンデルタール人になにが起きたのか 
□ なぜ男性は女性より体が大きいのか
□ 肌の色は自然淘汰の結果なのか 
□ なぜ年をとって死んでいくのか 
□ 進化と加齢
□ 閉経後の人生
□ 新しい言語はどうやって誕生するのか 
□ 類人猿の芸術家たち
□ 最古の芸術 
□ 農業がもたらした光と影 
□ 狩猟採集民の日常 
□ 階級格差の登場
□ なぜタバコを吸い、酒を飲み、危険な薬物にふけるのか 
□ 世界の征服者
□ 家畜化された動物の違い 
□ 植物の力 
□「 南北の軸」対「東西の軸」 
□ ジェノサイド(大量殺戮)は人間の発明か 
□ 動物界の仲間殺しと戦争 
□ マダガスカルの消えた巨鳥
□ イースター島の謎 
□ マンモス絶滅 
□ 現代・過去・将来に起こる絶滅
□ なにも学ばれることなく、すべては忘れさられるのか?

【著者紹介】
1937 年ボストン生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授。進化生物学者、生理学者、生物地理学者。ピュリッツァー賞、コスモス国際賞、アメリカ国家科学賞、ディクソン賞科学部門、ウルフ賞農業部門受賞。『銃・病原菌・鉄』は朝日新聞「ゼロ年代の50 冊」第1 位。他に『人間はどこまでチンパンジーか』『文明崩壊』『人間の性はなぜ奇妙に進化したのか』『昨日までの世界』。

内容説明

ダイアモンド博士の第一作『人間はどこまでチンパンジーか?』が、最新の情報を取り入れてより読みやすくコンパクトに!『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』のテーマがこの1冊に凝縮!「人間とは何か」を問う知的冒険の一冊!

目次

第1部 ありふれた大型哺乳類(三種のチンパンジーの物語;大躍進)
第2部 奇妙なライフサイクル(ヒトの性行動;人種の起源;人はなぜ歳をとって死んでいくのか)
第3部 特別な人間らしさ(言葉の不思議;芸術の起源;農業がもたらした光と影;なぜタバコを吸い、酒を飲み、危険な薬物にふけるのか;一人ぼっちの宇宙)
第4部 世界の征服者(最後のファーストコンタクト;思いがけずに征服者になった人たち;シロかクロか)
第5部 ひと晩でふりだしに戻る進歩(黄金時代の幻想;新世界の電撃戦と感謝祭;第二の雲)

著者等紹介

ダイアモンド,ジャレド[ダイアモンド,ジャレド] [Diamond,Jared]
進化生物学者、生理学者、生物地理学者。カリフォルニア大学ロサンゼルス校社会科学部地理学科教授。一般向けの初めての著書が『人間はどこまでチンパンジーか?』(新曜社)。『銃・病原菌・鉄』でピュリッツァー賞、コスモス国際賞等を受賞、「ゼロ年代の50冊」(朝日新聞社)の第1位に選出

ステフォフ,レベッカ[ステフォフ,レベッカ] [Stefoff,Rebecca]
歴史・科学読物作家。名著についての若い読者向けの編著で定評がある

秋山勝[アキヤママサル]
立教大学卒業、出版社勤務を経て翻訳の仕事に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

72
ジャレド・ダイアモンドの著書は何冊か読んでいます。重なる部分も多いですが、本書で発見することもありました。農耕は正しい道だとばかり思っていましたが、デメリットもかなりあるというのは目から鱗でした。人類は地球に取って、第三のチンパンジーであり、性質の悪い害獣であるという認識を持たないと、近い未来に地球を滅ぼしてしまうかも知れません。各国の指導者達はこの本を読み、自覚を持つように!2016/01/16

カザリ

39
衝動買いしてしまった! 内容は本当に入門書というか、トリビアという感じでした。2016/01/24

akira

27
図書館本。 久しぶりのジャレド・ダイアモンド。今回も様々考えさせられた。 自分が氏の本を好む理由、それはとても興味深い議題を投げかけてくれるからだ。答えを求めるのではなく、何か議題に対してどう考察てきるのか、また何がわからないのか。そういった時間を与えてくれる。この時間は至福の時だ。 ジェノサイドとはなんだったか。善悪ではなくそのメカニズムとは何か。起こる仕組みと繰り返される仕組み。 「なにも学ばれることなく、すべて忘れさられる」2017/08/04

メタボン

26
☆☆☆☆ ヒトはどのように進化してきたのか、それに伴い失われた種の存在にも思いをはせる良書。最終章では地球環境の破壊に警鐘を鳴らす。コモンチンパンジー及びボノボとはヒトは98.4%のDNAを共有している。その違いを考察していく過程が興味深い。隠された排卵と性交、多くの音節を発音できる咽喉構造から言語への進展。農業の功罪(一か所にとどまることによる疫病の発生。これは現在のコロナ禍の暗示とも言える。)。人種の移動による文明の滅亡。ジェノサイド(大量殺戮)の歴史。人口増加と種の絶滅のスピードのリンク。2020/09/14

りょうみや

24
有名な著者だけどレビュー書くのは初。今でこそ人類進化学、進化心理学の本は多いけど原初は91年出版なのでまさにこの分野の先駆けだろうか。著者専門の生物地理学の側面が濃いのが特徴。タイトルの通りチンパンジーとの比較だけでなく多面的に人間について分かりやすく理解できる。巻末の解説で長谷川眞理子氏が日本の高校で人間をについて教えていないと嘆いているが同感。本書やサピエンス全史みたいな内容は教えておいてほしいと思う。読了後に完全版が出ているのを知ったが読み比べたくなった。2023/07/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10018488
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品