内容説明
修復的司法の真髄である対話による犯罪解決の道を探り、被害者・加害者・コミュニティの3者の再生を構想する。近時の過度な被害者関係的刑事司法の動きから修復的司法へという、さらなるパラダイム転換の可能性を探求する。
目次
修復的司法とは何か
刑事司法と修復的司法
リスク社会と修復的司法
犯罪・非行に対する修復責任の可能性
修復的司法と対話
犯罪被害者と刑罰(講演)
修復的司法とコミュニティ
修復的ポリシングの可能性
警察と修復的司法
少年非行と修復的司法(講演)
Restorative Justice in Japan
刑事政策の新たな潮流
著者等紹介
高橋則夫[タカハシノリオ]
1951年東京都に生まれる。1975年早稲田大学法学部卒業。その後、同大学大学院法学研究科修士課程・博士課程修了。東洋大学法学部専任講師、助教授、教授を経て、早稲田大学大学院法務研究科教授。法学博士(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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