入門家族社会学

個数:

入門家族社会学

  • ウェブストアに18冊在庫がございます。(2024年05月17日 03時02分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784787717047
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C1036

内容説明

家族社会学の面白さに接近する本は、これまでもたくさん出版されてきました。しかし、この本には、従来にはない次のような特徴があります。まず、現代的なトピックと家族社会学の成果を架橋していること。数字にもとづく「量的データ」と言葉などにもとづく「質的データ」の両方を用いていること。そして、今日でも根強く残る家族主義を批判的に検討していることです。ひと味違う視点から家族について考える。

目次

1 家族社会学の基本をおさえる(日本社会の家族変動;恋愛と結婚;家族の近代化と子育ての変容;家族と介護)
2 家族の今について理解を深める(社会階層と家族;離婚、再婚と子育て;成人した子どもと親との関係;多様化するパートナーシップと共同生活)
3 家族社会学の幅の広さに触れる(家族とお金と愛情;結婚差別問題と家族;セクシュアル・マイノリティにとっての子育て;子育てひろばにおけるやりとりとつながり;ポスト工業化社会への移行から考える家族と政治)

著者等紹介

永田夏来[ナガタナツキ]
兵庫教育大学大学院学校教育研究科助教。おもな著作・論文に「若者の恋愛行動にみるイニシアチブと人間関係」『季刊 SEXUALITY』77,2016./「越境する夏フェス女子―音楽とインターネットをめぐるインテグラルなアクション」池田大臣・吉光正絵・西原麻里編『ポスト“カワイイ”の文化社会学』ミネルヴァ書房,2017. など

松木洋人[マツキヒロト]
大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授。おもな著作・論文に『子育て支援の社会学―社会化のジレンマと家族の変容』新泉社,2013./野辺陽子・松木洋人・日比野由利・和泉広恵・土屋敦『“ハイブリッドな親子”の社会学―血縁・家族へのこだわりを解きほぐす』菁弓社,2016. など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

♪みどりpiyopiyo♪

75
「家族について考えるのは簡単なようで実は難しいものです。多くの人は家族についての経験や知識をもっていて… しかし、困難に直面した場合どうでしょう。あなたを助けていたはずの経験や知識が、逆に自分や周囲を責める手段となって…」■家族に纏わる現代的なトピックを第一線の研究者達が、時にタラレバ、逃げ恥、大正時代の人生相談なども考察しつつ、量的・質的データを用い、建設的 批判的に検討しています。■大学の講義での使用を想定して編まれたそうで、なるほど幅広く偏りなく分かりやすくて愛に満ちた本でした♪(2017年)(→続2017/05/30

バーニング

2
現代の家族関係(結婚、子育て、介護、性的少数者カップルの生活構築etc.)を探求するための優れた入門書。全13章あるが、章ごとに繋がりも見てとれるので、通して読むことで得られるものが多い。どの章を読んでいても明治以降の家族主義の根強さや現状に追いつかない制度の不備を感じるが、いかにして諸問題を克服するかの手前の段階、つまり変わっている現状を正しく認識することがまだまだ足りてなさそうだなと、特に11章「セクシュアル・マイノリティにとっての子育て」を読んでいて感じた。2023/05/06

T.S

2
「多様なパートナーシップや家族形成、子育てのあり方を承認し、制度的に保障している国ほど出生率が高い」これは何度でも言いたい。 「シスへテロの男女」が「結婚し、その後に出産すること」を前提としている今の日本では、いつまでも「少子化」や「未婚・晩婚化」続くだけであり、まさに「伝統的な家族主義」が「親になること」の「障害」となっていることに気づく必要がある。 わたし個人としては、結婚や出産に対する強い希望はない。そもそも「家族」に対する憧れもない。ただ、一緒に歩んでくれる「パートナー」はいてほしいなと思う。2019/08/04

ゆなっしー

2
家族はこうあるべきだ、と強制するのは間違っている。その人にはその人の家族のかたちがある。きっと同質化する必要はない。2019/06/03

ばかぼん

0
現代の日本の家族の特徴を俯瞰できて良かった。社会の影響を色濃く受けてそれぞれに家族を成立させていることがわかった。2023/11/26

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11652993
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。