内容説明
疑うものは救われる。問いと答えを繰り返して、その果てに見出されるであろう救いとは何か。「逆説」という神学的洞察。
目次
第1章 初期ティリッヒの問題意識
第2章 初期ティリッヒのシェリング解釈―神秘主義と罪責意識
第3章 初期ティリッヒの教会弁証学
第4章 初期ティリッヒの組織神学構想
附論1 神学的原理の展開
附論2 「懐疑者の義認」思想
付録 『組織神学』(一九一三年)命題集
著者等紹介
近藤剛[コンドウゴウ]
1974年兵庫県生まれ。1997年関西学院大学神学部卒業。1999年関西学院大学大学院神学研究科博士課程前期課程修了。2001年京都大学大学院文学研究科修士課程修了。2004年京都大学大学院文学研究科博士後期課程学修認定退学。2007年京都大学博士(文学)学位取得。京都大学、同志社大学、関西学院大学、京都産業大学、神戸松蔭女子学院大学、四天王寺大学、大阪府立工業高等専門学校などで非常勤講師を歴任。現在、神戸国際大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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