内容説明
「文化」という言葉が孕む根源的な矛盾を明らかにし、その分断克服の道を追究。イーグルトンによって「世界的精神」の持ち主といわれた、20世紀イギリスを代表する思想家の歩みを克明に綴る本邦初の試み。
目次
序章 ウィリアムズの二つの「死」
第1章 ウィリアムズと人民戦線
第2章 孤立から「結びつき」へ
第3章 悲劇と革命
第4章 文学研究から文化研究へ
第5章 文化的唯物論の構築
第6章 オルタナティブな未来のデザイン
終章 批判としての全体性―階級・文化・民主主義
著者等紹介
高山智樹[タカヤマトモキ]
1975年、東京都生まれ。一橋大学社会学研究科博士課程修了。一橋大学社会学研究科特任講師文化研究・文化社会学専攻、博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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