内容説明
聖書からネクロノミコンまで。神の本、悪魔の本、人の本1200冊以上を一挙紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
司書ほるへ
3
架空の書物を編纂した辞書……と思いきや実際は歴史ファン・神話ファン向けの読書案内書。こういった幻想的な書物をより多く読みたい場合、この本は重宝する。将来的にはボルヘスのように古今東西の作品を蒐集してこの事典のようにまとめてみたい。『バベルの図書館』にせよ『完全な真空』にせよ、想像上の書物は惹かれるものがある。なぜならば「書物について語る書物」というメタ的命題を含んでいるからだ。この本をブックガイドに様々な世界へ手を広げていきたい。寺山修司『不思議図書館』『幻想図書館』を再読したくなった。2012/11/13
Stella
2
架空書籍を紹介するかと思ったら、神話・歴史書から現代のフィクションまで紹介するという混沌とした事典だった2008/12/01
karasu
1
とりあえず御伽草紙は読んでみたいと思った。あと、クトゥルフ関係。2012/02/13