生物ミステリー<br> 化石になりたい―よくわかる化石のつくりかた

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生物ミステリー
化石になりたい―よくわかる化石のつくりかた

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784774199276
  • NDC分類 457
  • Cコード C3045

出版社内容情報

博物館に展示されている化石。もうめちゃくちゃかっこいい。
「自分もあんな感じで飾られてみたい!!」
そう思った方、少なからずおられるのではないでしょうか。

本書は、100万年後に博物館に所蔵されることを目標に、自分に関することを化石化する方法をまじめに探っていきます。

・きれいな骨を残すにはどうしたらいいの?
・100万年後の研究者を悩ますために、奇抜な痕跡を残すには?
・苦しむのは嫌なので、お手軽に痕跡だけを残したい!
・DNAまで残して、華麗に研究されたい
・愛しきペットと暮らした空間を残したい
・美しさを追求するために、自分の骨をオパール化したい!

こんなワガママな要求、この本なら満たせます。

ちなみに、化石化が実現しても、未来人に""発見""してもらえなければ意味がありません。
発見されやすい場所もばっちり考慮に入れて、全人類の化石化を完全サポート。

100万年後、ともに博物館で出会いましょう!

目次

入門編―化石化の基本のキ
洞窟編―人類化石実績No.1!
永久凍土編―自然の“冷凍庫”で
湿地遺体編―ほどよい“酢漬け”で
琥珀編―天然の樹脂に包まれて
火山灰編―鋳型として残る
石板編―建材やインテリアとしても有用
油母頁岩編―プラスチック樹脂できれいに保存
宝石編―美しく残る
タール編―黒色の美しさ
立体編―生きていたときの姿のままで
岩塊編―岩のタイムカプセル
番外編―再現不能の特殊環境?
あとがきにかえて―もしもあなたが後世研究者だったら

著者等紹介

土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。雑誌等への寄稿、著作多数

前田晴良[マエダハルヨシ]
九州大学総合研究博物館・教授。東京都品川区出身。元高校球児(外野手)。理学博士(東京大学)。アンモナイトにはまったのが運の尽きで、化石の道(=石道)から足を洗えずに今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

186
環境大切。化石化した古生物の種では無く、化石の組成、成り立ちに注目するの、ユニークで良いですね。写真もふんだんで、見てても比較しても楽しい( ¨̮ )。硬組織。リン酸カルシウムとかが、他の鉱物に置き換わるの不思議だし良いよねー。黒光りする骨とかも。石灰やタール、アスファルトが骨などを残すのに重要な役割を果たす場合が多いっぽい。って事は、その生物以前の生物。それこそ微生物の遺骸が重要な役割を果たしているのじゃないかな?そう思うと、益々胸熱だなぁ。2022/02/24

kinkin

82
タイトルがおもしろい。サブタイトルは「良く分かる化石のつくりかた。これだけでは何のことやらわかりにくいと思う。まず化石をつくるとしたら自分が化石になるか、何かを化石にしたいのかを選んでゆきこの本で紹介されている様々なタイプの化石が決まるというものだ。化石というと石ころのうえに葉っぱや貝殻あるいは恐竜みたいなものが思い浮かぶがそんな思い込みとは違うものが多数あることを知った。化石の本というとすこし難しい解説のものが多いがこの本はつくり方から実は化石の作られ方を知るという面白い本だった。一押し。図書館本2018/08/11

☆よいこ

55
全編カラー写真資料豊富、なのでお値段も3,480円+税。自分自身が化石になって後世い残りたいという野望を基に、化石について考える本。興味深い。[1.入門編]そもそも化石って何?[2.洞窟編]壁画メッセージつき[3.永久凍土編]敵は温暖化[4.湿地遺体編]骨が残らない例も[5.琥珀編]物量的にどうかと思う[6.火山灰編]鋳型として[7.石版編]インテリアとか[8.油母頁岩編]無酸素の湖に沈む、乾燥厳禁[9.宝石編]破壊される危険も[10・タール編][11.立体編][12.岩塊編]コンクリーション▽楽しい2019/07/18

ロア

29
珍しい化石の写真が豊富に掲載されていて見応えありました。特に湿地遺体編は今までの化石観が覆される程の衝撃で、表情とか肌の質感とか普通に生々しくてびっくり。他にも化石の骨が溶けて皮だけが残って皮袋状態になった人の化石とか、頭皮を剥いだらすぐに脳とか!魚の立体化石なんかは活きがよくて笑っちゃいます( *´艸`)文章の方も笑わせにくる語り口がとても好み。『鳥類学者 無謀にも恐竜を語る』と共通したノリを感じます。そういえば、どちらもイラストはえるしま さくさんですね(*´∀`*) 2018/12/31

アキ

23
かなりまじめにあなた自身が化石になるにはどの方法がいいかを教えてくれる本。イラストにつられて読んだが、著者は周囲から「どうせ土屋は、将来化石になりたいんだろ」と言われ続けてたと。琥珀は松ヤニの量が足りないし、泥炭地は2000年以上前の肌つやを残してくれるが、鋳型として残るにはやっぱり実績のある火山灰がいいとか、究極はリン酸カルシウムでコーティングされる“汚物溜め"「ヒトとして大切なものを失ってよければ、肥溜めに沈むことは一つの手段でしょう」・・どれもいらんわ!でもオパール化した二枚貝の化石はきれい!だった2018/08/03

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