ディスポジション:配置としての世界―哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて

個数:

ディスポジション:配置としての世界―哲学、倫理、生態心理学からアート、建築まで、領域横断的に世界を捉える方法の創出に向けて

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月23日 19時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 263p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784773808063
  • NDC分類 104
  • Cコード C0010

内容説明

次代を担う理論家/実践家たちの配置と主体の問題をめぐる思考。

目次

馬に乗るように、ボールに触れ、音を奏でるように、人と関わる―dispositionという概念によるアプローチ
対談「世界・環境・装置―“ディスポジション”の可能性をめぐって」
イエスの“接近=ディスポジション”―近づくという行為・行為の伝達
行動資源の配置―財貨の生態学と人々の生活学
人間らしさを配置する―Cyclopsをめぐって
心身の再配置のために―デカルト哲学に見る意志の発生と機能
“配置”をめぐる論理と非論理―建築の四つのテキストから
マティスの布置―見えないものを描く
様式の“配置”、主体性の“処置”―伊東忠太“世界建築図”と「日本国民」

著者等紹介

柳澤田実[ヤナギサワタミ]
1973年生まれ。東京大学総合文化研究科博士課程修了。現在南山大学人文学部専任講師。哲学・キリスト教思想専攻。宗教的経験や美的体験を、行為と環境との相関関係において捉える方法論を探究している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bartleby

10
「Disposition(配置、傾向性、気質)」をキーワードに新しい哲学が目指されている本。建築、美術、ロボット、宗教と様々な分野が論じられているけれど、やはり語りにくいものについて語る方法を模索しているんだなという印象を受ける。ひとまずこの本ではDispositionから物事を見るイメージが得られればいいのだと思う。個々の論文ではDisposition哲学の批判対象であるはずのデカルトをDisposition的に読みかえる大橋さんの試みが面白いと思いました。2013/05/27

kentaro mori

2
「世界は配置(disposition)であり、人間は自らを取りまく配置によってたえず態勢づけられている(disposed)。」ディスポジション=配置、能力、力、傾向性、気持ち、、、冒頭の対談と、柳澤田実「イエスの〈接近=ディスポジション〉」、平倉圭「マティスの布置」が面白かった。2019/08/18

たらら

1
キーコンセプトとしては面白いが、中身を詰め切らないで広げすぎてしまった感も。領域横断は楽しいとは思うが、有機的にはからめていない。自分の仕事の範囲だけで、そつないがあまり結論のぱっとしない原稿をまとめてしまう若手の悪いところも出てるかも。その意味では、萱野・染谷対談が一番実りがあるかもしれない。生態心理学は他者のアフォーダンスという多項問題に進むべきだし、その際にキーになるのはディスポジションになるはず。2011/08/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/34089
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。