社交不安症の臨床―評価と治療の最前線

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  • サイズ A5判/ページ数 206p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784772415415
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3011

出版社内容情報

社交不安症(Social Anxiety Disorder:SAD)は,一般人口の20%前後が人生の一時期を悩まさるようなポピュラーな疾患でありながら,二次的な合併症のために最終的に社交不安症と診断されることがなく,十分な治療を受けられないことも少なくない。
本書では,SAD治療の世界的な大家であるステファン・G・ホフマン教授による薬物療法と認知行動療法の組み合わせを用いた効果的な治療についての講演録をはじめ,SADの社会的・文化的な影響への考察やSADに対する薬物の作用機序と最新の治療薬の解説,また,SADの評価尺度であるLSASとTSASについての比較研究や,薬物療法と心理療法,およびそれらの併用療法の効果についての考察,さらに回避性パーソナリティ障害を併存する例やうつ病と共通する症状である不安・抑うつ発作,併発リスクとなる拒絶過敏性についても紹介する。最後は長年SAD治療に携わってきた編者が,日常の診療から最新の脳科学研究まで縦横に語り,そのエッセンスを余すところなく伝える。
日々,患者と向き合っている臨床家たちが,社交不安症をあらゆる角度から解析し,薬物療法と心理療法を中心とした現状における治療の到達点を示した臨床ガイドブックである。


貝谷 久宣[カイヤ ヒサノブ]

不安・抑うつ臨床研究会[フアンヨクウツリンショウケンキュウカイ]

内容説明

社交不安症(Social Anxiety Disorder:SAD)は、一般人口の20%前後が人生の一時期を悩まされるようなポピュラーな疾患でありながら、二次的な合併症のために最終的に社交不安症と診断されることがなく、十分な治療を受けられないことも少なくない。本書では、SAD治療の世界的な大家であるステファン・G・ホフマン教授による薬物療法と認知行動療法の組み合わせを用いた効果的な治療についての講演録をはじめ、SADの社会的・文化的な影響への考察やSADに対する薬物の作用機序と最新の治療薬の解説、また、SADの評価尺度であるLSASとTSASについての比較研究や、薬物療法と心理療法、およびそれらの併用療法の効果についての考察、さらに回避性パーソナリティ障害を併存する例やうつ病と共通する症状である不安・抑うつ発作、併発リスクとなる拒絶過敏性についても紹介する。最後は長年SAD治療に携わってきた編者が、日常の診療から最新の脳科学研究まで縦横に語り、そのエッセンスを余すところなく伝える。日々、患者と向き合っている臨床家たちが、社交不安症をあらゆる角度から解析し、薬物療法と心理療法を中心とした現状における治療の到達点を示した臨床ガイドブックである。

目次

社交不安症治療の最前線
指定討論 2つの要因がまだ…ホフマン先生の講演へのコメント
社交不安症について
社交不安症の臨床スケールLSASとTSASの比較研究
社交不安症の薬物療法と心理療法
回避性パーソナリティ障害を伴う社交不安症患者の臨床的特徴―社交状況に対する身体症状および対人関係の病理からの探索的検討
社交不安症における拒絶過敏性
社交不安症にみられる不安・抑うつ発作
社交不安症(SAD)―日常診療の玉手箱

著者等紹介

貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
1943年名古屋生まれ。名古屋市立大学医学卒業。マックス・プランク精神医学研究所ミュンヘン留学。岐阜大学医学部神経精神医学教室助教授。自衛隊中央病院神経科部長。現医療法人和楽会理事長。NPO法人不安・抑うつ臨床研究会代表。NPO法人東京認知行動療法アカデミー事務局長。京都府立医科大学客員教授。第3回日本認知療法学会会長。第1回日本不安障害学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Haruki

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不安・抑うつ臨床研究会が開催した2015年のシンポジウムの抄録。社会不安症(SAD)の薬物療法とCBTの効果の統計的調査、臨床スケールとしてのLSASやTSASの相関や認識しやすい特徴量の調査、SADにおける拒絶過敏症の発生と回復影響、不安・抑うつ発作とSADの関係性、など臨床面の最前線の息遣いを知れる。坂野教授のSADにおける社会文化的影響、特に自己解釈において、独立的(自己完結的)か相互依存的(他者の中で自己を定義)かの違いに対するSADの関連性が文化(日本とイギリス)で反対的である調査は興味深い。2021/05/22

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