自殺の危険―臨床的評価と危機介入 (第3版)

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自殺の危険―臨床的評価と危機介入 (第3版)

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  • サイズ A5判/ページ数 432p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784772413589
  • NDC分類 368.3
  • Cコード C3011

出版社内容情報

自殺の危険を評価するための正確な知識と自殺企図患者への面接技術の要諦を多くの症例を交えて解説した画期的な大著。改訂第3版。

 現在,世界中で毎年100万人が自殺により生命を失っている。
 自殺の危険を評価するための正確な知識と自殺企図患者への面接技術の要諦を多くの症例を交えて解説した画期的な大著である本書は,初版刊行以来わが国唯一のスタンダードとして多くの読者に受け入れられてきた。初版刊行時2万人ほどであったわが国の自殺者数はその後二十数年の間に年間3万人前後に達し,重大な社会問題として早急な対策が求められている。
 今回二度目の改訂にあたり,9.11同時多発テロ,3.11東日本大震災以降,注目を集めるリジリエンス(回復力)や遺された家族へのポストベンションなど,最新の知見を書き下ろし内容を大幅に書き改めた結果,初版の約2.5倍のページ数に達することとなった。
 本書はまさに自殺予防に関する臨床的知見の宝庫であり,専門的研究の決定版である。医学・心理学・看護等,すべての心の専門家,また,自殺の危険の高い人を理解しようという家族や周囲の人に多くの示唆を与えるであろう。

第1章 自殺の定義と理論
第2章 自殺の現状
第3章 自殺の危険因子
第4章 精神障害と自殺
第5章 身体疾患と自殺
第6章 ライフサイクルと自殺
第7章 予防と治療
第8章 不幸にして自殺が生じた時の対応
第9章 マスメディアと自殺
第10章 自殺に関する法的問題
第11章 学校での自殺予防教育
第12章 健忘と自殺
第13章 症例検討
第14章 自殺予防に関する国内外の動き
【付録】
自殺予防の基礎チェック項目/自殺予防の十箇条/心理学的剖検の実施法

【著者紹介】
1953年,東京生まれ。1979年,金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学(研修医,医員),山梨医科大学(助手,講師),カリフォルニア大学ロサンゼルス校(フルブライト研究員),東京都精神医学総合研究所(副参事研究員),防衛医科大学校(教授)を経て,2012年4月より国立大学法人 筑波大学 医学医療系 災害精神支援学 教授。医学博士,精神科医。
専門:精神医学,メンタルヘルス,自殺予防,比較精神医学,生命倫理

内容説明

自殺の危険を評価するための正確な知識と自殺企図患者への面接技術の要諦を解説。わが国唯一の自殺のスタンダード、大幅増補による改訂第3版。

目次

自殺の定義と理論
自殺の現状
自殺の危険因子
精神障害と自殺
身体疾患と自殺
ライフサイクルと自殺
予防と治療
不幸にして自殺が生じた時の対応
マスメディアと自殺
自殺に関する法的問題
学校での自殺予防教育
健忘と自殺
症例検討
自殺予防に関する国内外の動き

著者等紹介

高橋祥友[タカハシヨシトモ]
1953年、東京生まれ。1979年、金沢大学医学部卒業。東京医科歯科大学(研修医、医員)、学(助手、講師)、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(フルブライト研究員)、東京都精神医学総合研究所(副参事研究員)、防衛医科大学校(教授)を経て、2012年4月より国立大学法人筑波大学医学医療系災害精神支援学教授。医学博士、精神科医。専門:精神医学、メンタルヘルス、自殺予防、比較精神医学、生命倫理(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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