出版社内容情報
クライエントは家族から生まれるので，家族を治すのが一番の近道。第一線で活躍する著者による，臨床家のための家族療法レッスン。
内容説明
家族療法と個人療法の両立・統合を視野におきながら、家族・夫婦療法―特に家族合同面接を中心に、その理論と技法を多くの面接場面を例示しながら解説。
目次
家族のための心理援助とはなにか
家族療法は個人心理療法とどこが異なるか
言動の視点から家族と関わる
文脈の視点から家族と関わる
ビリーフ（ものの見方や考え方）の視点から家族と関わる
家族合同面接を開始する
家族合同面接を展開する
家族合同面接における介入と仕切り直し
家族合同面接を終結する
カップル・カウンセリング
親面接の進めかた
家族の心理援助の専門家になる（その１）
家族の心理援助の専門家になる（その２）
著者等紹介
中釜洋子［ナカガマヒロコ］
１９８８年、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学、臨床心理士、家族心理士、博士（教育学）。東京大学学生相談所助手、東京大学大学院教育学研究科心理教育相談室助手、東京都立大学人文学部助教授、上智大学文学部助教授を経て、２００５年より、東京大学大学院教育学研究科准教授。この間、１９９１～１９９５年には、ハーバード大学附属ケンブリッジ病院カップル＆ファミリーセンターにて研修（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kamakama
2
家族療法をある程度知っていて、実践経験がある立場から読むと大変勉強になり、今までの反省や振り返りができ、さらにこれからの実践に向けて意欲的な気持ちになれました。 特に、家族に言動・文脈・ビリーフの三つの視点から関わるという部分では、さまざまある家族療法の理論や技法を大変わかりやすくまとめていただいていて、今まで学んだ事を復習し、実践に生かしていく上で大変役だつと思います。何度も読み返して身体に染み込ませたいです。2011/07/17
natsumi
0
勉強会に向けて〜2017/07/27
anchic
0
家族療法を学びたいと思い購入。突然説明されていない専門用語が出てきたり、話が飛躍したりするのでとてもわかりにくいです。あまりお勧めできません。
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