内容説明
それまでのギリシア学とは異なり、古代ギリシア社会を形成している政治・経済・宗教・心性など、社会を構成する全体のなかにギリシア人をおいて考えた、画期的研究。
目次
第1章 神話の構造
第2章 時間と記憶の神話的様相
第3章 空間の構成
第4章 「仕事」と「技術の思考」
第5章 「分身」から「イメージ」へ
第6章 宗教と人格
第7章 神話から理性へ
著者等紹介
上村くにこ[ウエムラクニコ]
大阪大学文学部仏文科博士課程修了。パリ第四大学博士号取得。現在、甲南大学文学部教授
シッシュ,ディディエ[シッシュ,ディディエ]
高等師範学校(ENS)修了。パリ第四・ソルボンヌ大学修士号取得。高等教育教授資格取得。博士課程専門研究課程修了。現在、甲南大学国際言語文化センター教授
饗庭千代子[アイバチヨコ]
関西学院大学文学部仏文学科修士課程修了。現在、甲南大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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