内容説明
アメリカを代表する企業倫理学テキストの決定版。多彩なテーマを様々な立場から網羅的に紹介。企業を巡る現代的な課題事項を扱いつつも、伝統的な倫理学の課題とも十分な関連をもって議論を展開。本巻収録の第8章では、企業活動のグローバル化に伴い必要となる国際的な基準や行動規範を考察している。また、第9章では富の再分配といった社会的・経済的正義について分析し、特定の政策や行動様式に当てはめていく。異文化経営を理解するために役立つ、著名な経営倫理学者たちが書いた必読の論文を収めている。
目次
第8章 国際ビジネスの倫理的課題(国際的規範;国際ビジネスの規制;訴訟事例;ケース)
第9章 社会的正義と経済的正義(社会的正義の理論;国際経済の正義;訴訟事例;ケース)
著者等紹介
小林俊治[コバヤシシュンジ]
1939年東京生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学(1967年)。商学博士(1990年)。早稲田大学商学部教授を経て、2011年度より早稲田大学名誉教授。元日本経営学会理事長、元日本経営倫理学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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