経済社会思想史の地平

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  • サイズ A5判/ページ数 242p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771021891
  • NDC分類 331.2
  • Cコード C3033

内容説明

シュペングラーが『西洋の没落』を予言して100年近くになるが、今日われわれは人類史的ともいえる大転換の時代の只中にいる。経済社会思想の基調はどのように動き、また動いてゆからざるをえないのだろうか。その地平の推移と方位を追う。

目次

思想史的考察とその意義
第1部 中世(わが国の経済学者による聖トマス研究―ことに所有権思想をめぐって;トマスによる人と社会的全体;中世の価値・価格論)
第2部 近代(自然法思想と近代;自由主義とその展開;社会主義とその展開;キリスト教社会思想とその展開―社会回勅と社会体制)
第3部 近代を超えて(近代経済社会思想の変容;近代の超克とその方位)

著者等紹介

野尻武敏[ノジリタケトシ]
1924年生まれ、大分県出身。1949年、神戸経済大学(現神戸大学)卒業。1950年から神戸大学経済学部、助手、講師、助教授、教授を歴任。1988年、神戸大学を定年退官。のち2002年まで大阪学院大学経済学部教授。現在、神戸大学名誉教授、大阪学院大学名誉教授、ひょうご震災記念21世紀研究機構顧問、生活協同組合コープこうべ協同学苑学苑長。経済学博士。専門分野は経済政策論、比較経済体制論、高齢化問題等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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