「近代の超克」再考

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  • サイズ A5判/ページ数 209p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784771021761
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C3010

内容説明

「近代の超克」議論でこれまで見過ごされてきた哲学(史)的、思想(史)的意味を問う。

目次

「世界史的立場と日本」との対比
第1部 「近代の超克」の前史(原点としての生田長江;亀井勝一郎におけるニヒリズム;中島栄次郎と保田与重郎の「不安」;保田与重郎と三木清におけるロマン主義)
第2部 「近代の超克」と「世界史的立場と日本」(二つの「哲学的人間学」―高山岩男と三木清;高山岩男『世界史の哲学』をめぐる攻防;鈴木成高における「超克すべき近代」という問題;「真剣に近代というものを通って来たか」)
第3部 「近代の超克」の行方(林房雄の「進歩性」;日本文化における「回心」;「竹内‐加藤モデル」から保田与重郎へ)

著者等紹介

菅原潤[スガワラジュン]
1963年仙台市生まれ。1996年東北大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。1998年文学博士(東北大学)。現在、長崎大学環境科学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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