内容説明
道徳とは、われわれが考え、理解するものであるより、まず感性的に感じるものである。現象学的に「感じる道徳」を描く。
目次
第1部 道徳的感情(共苦―その現象学的分析と道徳的意義;義務と感情―その実態と解釈)
第2部 意志と欲望(倫理的決断における二つの比喩;意志の弱さ)
第3部 性格と感情の統御(性格としての徳―その解釈と倫理的意義をめぐって)
著者等紹介
佐藤義之[サトウヨシユキ]
1962年京都市に生まれる。1991年京都大学大学院文学研究科(倫理学専攻)単位修得退学。2001年京都大学博士(人間・環境学)。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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