内容説明
うつ病の主な治療方法は薬を飲むこと。抗うつ薬や抗不安剤、睡眠薬などさまざまな種類の薬が処方される。これらの薬は直接脳に作用し、服薬は長期間になる。そのため闘病中は薬に関するさまざまな疑問が沸いてくる。疑問があったら薬は飲めない。本書はそうした疑問に答え、正しい医療参加の一助となることを目指す。
目次
第1章 うつの治療と薬に関する疑問(そもそも、うつ病は、薬で治る病気なのでしょうか?;一般的に、どんな薬をどのくらい飲むのですか?費用はいくらかかりますか?;なぜうつ病の治療に、抗精神薬や抗不安薬、睡眠薬を組み合わせて使うのでしょうか? ほか)
第2章 薬の処方や飲み方に関する疑問(自分に合う薬はどうやって見つければいいのでしょうか?;たとえばSSRIには4つの薬がありますが、製品に違いはありますか?;薬代を安く抑える方法はありますか?サポート制度はあるのでしょうか? ほか)
第3章 それぞれの薬に関する疑問(抗うつ薬とはどういう薬ですか?どんな効果がありますか?;抗うつ薬1SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)とは、どんな薬ですか?
抗うつ薬に関するセロトニン仮説は本当に正しいのでしょうか。 ほか)
著者等紹介
久保田亮[クボタリョウ]
保健学修士、薬剤師、衛生検査技師。2001年共立薬科大学薬学部(現慶應義塾大学薬学部)を卒業後、東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科に入学。修士学位を取得後、臨床検査薬メーカーに入社し、研究開発を行いながら管理薬剤師として働く。2005年薬事法改正時に医薬品総括製造販売責任者となる。その後、大手ドラッグストア店頭薬剤師を経て、現在、登録衛生検査所に勤務しながら文京学院大学保健医療技術学部等で非常勤講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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