子どものこころと体シリーズ<br> 発達障害の疑問に答える

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子どものこころと体シリーズ
発達障害の疑問に答える

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  • サイズ B6判/ページ数 185p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784766422368
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0077

出版社内容情報

発達障害の知識は浸透してきましたが、教師や保護者の無理解も否定できません。そこで、本書はポイントに焦点を当てて、解説します。

▼医学と教育の最新の知見から発達障害を解説。

平成19年からの特別支援教育がスタートから現在までに、発達障害についての知識はかなり浸透してきました。しかし、教師の中でも知識・理解の格差は大きく、また障害をもつ子どもの同級生の保護者などの無理解も否定できません。
また、発達障害に関する書籍は多数刊行されていますが、医療と教育の連携に役立つものは少ないです。
そこで、大切なポイントに焦点を当てて、解説します。
   
子どものこころと体シリーズの第二弾。

 本書を読んだ読者は、各執筆者の立場(小児科医、精神科医、臨床心理士、教育学者など様々です)によって、発達障害に対する見方やアプローチが微妙に違うことに気づくことでしょう。これは、発達障害に対して様々な考え方があることを知っておくことは、一人ひとりの発達障害児・発達障害者にかかわる際にはむしろプラスになるのではないかと思います。人それぞれに個性があるように、発達障害のある方が抱える障害の程度や問題のあり方は千差万別です。そのことに気づき、受け入れることが、本当の支援につながるのではないでしょうか。本書が、そのような理解の助けとなり、柔らかなかかわりへと結びつくように願っています。(黒木俊秀「はじめに」より抜粋)

はじめに(黒木俊秀)

第1章 発達障害って何ですか?<概念・医学的知識>
 1. 発達障害とは?(黒木俊秀)
 2. 自閉症とは?(神尾陽子)
 3. ADHDとは?(星野仁彦)
 4. 学習障害(LD)とは?(黒木俊秀)

第2章 健診や診断、治療や療育はどうなっていますか<早期発見の意味、発見後の流れ>
 1. 診断基準、アセスメントとは何ですか?(立花良之)
 2. 早期発見はなぜ必要なのですか?(三ケ田智弘)
 3. 薬の治療は有効なのでしょうか?(宮島 祐)

第3章 保育・学校ではどうしたらよいのでしょうか<現場の体制、教師の配慮、医療機関との連携>
 1. 幼稚園・保育園から小学校への進学時に重要なことは?(瀬口康
   昌)
 2. 教師と養育者との連携で大切なことは?(田中康雄)
 3. 通級の指導、特別支援学校での対応は?(武田鉄郎)
 4. TEACCHって何ですか?(服巻智子)

第4章 知っておいてほしい、子どもや保護者・きょうだいへの配慮
 1. 就学前の子どもや保護者への配慮(金城志麻)
 2. 保護者やきょうだいへの配慮(川谷正男)
 3. ペアレント・トレーニングについて教えてください(岩坂英巳)

コラム「DSMやICDって何ですか?」「二次障害とは何ですか?」
巻末資料
著者略歴

【著者紹介】
黒木 俊秀
九州大学大学院人間環境学研究院教授。精神科医師。医学博士。教育と医学の会理事。
専門は精神医学、臨床精神医学。
1958年宮崎県生まれ。九州大学医学部卒業。佐賀医科大学講師、九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野准教授、国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部長・医師養成研修センター長などを経て2013年より現職。著書に『語り・物語・精神療法』(北山修と共編著、日本評論社、2004年)、『現代うつ病の臨床』(共編著、創元社、2009年)、『神田橋條治医学部講義』(共編、創元社、2013年)、『精神医学の羅針盤』(共著、篠原出版新社、2014年)など。

内容説明

子どものために、これだけは知っておきたい!知る―発達障害、自閉スペクトラム症、ADHD、LDとは?気づく―早期発見、治療とは?共に育つ―保育や学校の関わりは?寄り添う―家族やきょうだいへの配慮は?研究・臨床、支援に携わる第一人者が解説。

目次

第1章 発達障害って何ですか?―概念・医学的知見を正しく知る(発達障害とはどのようなものをいうのですか?;自閉スペクトラム症(ASD)とは?
ADHDとは?
学習障害(LD)とは?)
第2章 検診や診断・治療はどうなっていますか―発達障害に気づく(アセスメントとは何ですか?;早期発見はなぜ必要なのですか?;どんな場合に薬物治療を行うのでしょうか?)
第3章 保育園・幼稚園や学校ではどうしたらよいのでしょうか―共に育つ(幼稚園・保育園から小学校への進学時に重要なことは?;教師など教育現場で、養育者との連携で大切なことは?;通級による指導、特別支援学級での対応は?;TEACCHって何ですか?)
第4章 知っておいてほしい、子どもや保護者・きょうだいへの配慮―寄り添う(就学前の子どもや保護者への配慮;保護者やきょうだいへの支援はどうあるべきでしょうか?;ペアレント・トレーニングについて教えてください)

著者等紹介

黒木俊秀[クロキトシヒデ]
九州大学大学院人間環境学研究院人間科学部門教授。精神科医、臨床心理士。医学博士。専門は臨床精神医学、臨床心理学。教育と医学の会理事・編集委員。1958年宮崎県生まれ。九州大学医学部卒業。佐賀医科大学講師、九州大学大学院医学研究院精神病態医学分野准教授、国立病院機構肥前精神医療センター臨床研究部長・医師養成研修センター長などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TKY KBR

1
とても良い。幅広く知りたいことがちゃんと書いてある。幅広いけど、表面的なことだけでなく少し掘り下げてあるのでありがたい。図書館で借りて読んだけど、買いたい。2021/04/17

ひの

1
発達障害の子、大人、身近にちょいちょいいますが、なんであるかを知らず。何か手がかりになればと思って開いてみました。よくわからない言葉が沢山出てきましたが気にせず読み進め、なんとなくふ〜んと。。歴史も含め、広範囲に色んなことを「知り」ました。まずは同じ「自閉症」であっても一人一人全然違うということから。。もっと遺伝子学的な面からも知りたい。2016/05/01

のすけ

0
子どもとの関わりが多い職に携わっているので、何か学べることがあればと思い読み始めました。発達障害には軽度のものから重度なものまであり、周囲の協力次第で当事者が日常生活で感じる困難を減らすことができると分かって勉強になりました。実際の子どもやその保護者と関わるとき、保護者への配慮や子どもへの対応が必要な場面で生かせたらいいな。2016/02/24

ゼラニウム/フウロソウ科

0
流し読み2022/05/18

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