出版社内容情報
明治4年、岩倉使節団が、日本の近代化国家としての礎を築いてから、日本はいかなる変貌を遂げたのか、これからの日本のあるべき姿を検討する。執筆者:芳賀徹(東京大学名誉教授)、五百旗頭真(防衛大学校校長)、松本健一(麗澤大学教授)ほか。
内容説明
明治四(一八七一)年、維新期のリーダーである岩倉使節団が、日本の近代国家としての礎を築いてから、日本はいかなる変貌を遂げたのか。国内およびアメリカ、中国、韓国、インドネシア、インドの専門家も交え、世界的な視野から行われた国際シンポジウムが日本のあるべき姿を提唱する。
目次
第1部 世界の中の日本の役割を考える―近代西洋文明を超えるもの
第2部 岩倉使節団は日本の近代化に如何にかかわったか
第3部 日本近代化一三〇年における成功と失敗
第4部 グローバル社会における日本の役割とは何か
第5部 パネルディスカッション
総括