出版社内容情報
ヨーロッパ思想史を支えた、「霊性」を辿る!
ぷrテスタんてぃずむの礎を築いたエラスムス、ルター、カルヴァン。そしてドイツなどで活動したシュヴェンクフェルトや、急進派のミュンツァー。彼ら田オリゲネスやアウグスティヌスから継承した、ヨーロッパ史の「隠れた地下水脈」とは何か? 信仰義認論、聖書解釈法、聖餐論などの神学的講義のみならず、近代の思想・教育・文化への影響にまで触れながら、宗教改革の現代的意義を捉え直す。
金子 晴勇[カネコ ハルオ]
1932年生まれ。1962年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士(京都大学)。現在、岡山大学名誉教授、聖学院大学総合研究所名誉教授。著書『キリスト教倫理学入門』『ヨーロッパの思想文化』『人間学から見た霊性』『教育改革者ルター』ほか。