内容説明
本書では、高校1年生のクラスで行ったI教授の授業という形式で、現代の心理学の姿をえがく。
目次
1章 心理学で人の心が読める?操れる?(心理学ってすごい?こわい?;人の心を読むことはできる? ほか)
2章 心理学ってうさんくさい?(心理学は占いのようなもの?;知能検査というもの ほか)
3章 心理学は常識的なことばかり?(心のことなんて、もう知ってる?;心理学は何を研究するの? ほか)
4章 心理学を学びたい人に(心理学にはどんな分野があるの?;心理学を学ぶには(本を読む;大学に行く) ほか)
著者等紹介
市川伸一[イチカワシンイチ]
1953年東京都に生まれる。大阪府立天王寺高校卒業。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。現在、東京大学大学院教育学研究科教授(認知心理学、教育心理学)
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感想・レビュー
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sho watabe
5
そもそも心理学とはどういう学問なのかということについて書かれた本。 ページ数も多くないのでこれから心理学の道を志す人向け。 または心理学関係の職業に興味のある中学生にもおすすめ。 テクニックを使って何かしようとしている人は違う本を購入した方が良い。 心に残ったのは次の一文。 「心理学に限らず、学問というのは、鋭い人ならわかっているというようなことを、理論にして他の人にもわかるものにしたり、データから実証的に確認するというところに意義があるんだよ。」 人類に「知」を広めるのが「学問」なんですね。2020/03/06
みるく
1
大学の推薦図書。 わかりやすく書かれてて、読みやすかった!早く大学で勉強したいなぁ。本読むのでも、勉強になる。一石二鳥すぎる。 2018/01/28