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内容説明
本書は、デジタル映像アーカイブのさまざまな問題について、可能なかぎり、具体的、実践的に関わるだけでなく、実務者としてではなく、研究者として批判的に検討し、問題のあり方を記述しようとしたものである。
目次
1 デジタルアーカイブをどうデザインするか(ソーシャル・デザインとしてのデジタルアーカイブ;地域の知の再編 「地域デジタルコモンズ」の実現に向けて ほか)
2 アーカイブの実践と地域(「ゆうばりアーカイブ」がつなぐもの―地域映像アーカイブの構築と活用に関する課題;地域社会における近い過去の歴史表象の意味 ほか)
3 アーカイブするための方法と学習(記憶のトリガー―映像アーキビスト養成のための一提言;デジタル映像アーカイブを活用したワークショップの試み ほか)
4 領域横断的分析―荻野茂二フィルムをかこむ複数の手と眼差し(共同作業による映像研究;工房としての荻野茂二―多産な映像器械の産出構造 ほか)
著者等紹介
原田健一[ハラダケンイチ]
1956年生まれ、新潟大学人文社会科学系・人文学部教授、映像社会学/メディア史
水島久光[ミズシマヒサミツ]
1961年生まれ、東海大学文学部教授、メディア思想/情報記号論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。