感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Joecalme
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久ーしぶりのザ・基本書。9章から成り、都市計画法制の沿革から土地利用、都市施設、再開発、市民参加…と、各分野一線の先生方による基調講演を9本聴くような感覚で都市計画の骨格を押さえることができました。頭の中に「都計の器と引き出し」ができ、読前/読後で日々の仕事の視界が開け、基本書の効用を久々に実感した一冊です。2013/03/06
こずえ
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これまでの歴史をまとめたという感が強く、今後の展望にはあまり触れられていない。 というのも空き地・空き家の増大やバブル期に失敗した土地の活用についての言及が少ない。 とはいえ歴史を追いかけるだけでも得るものはある。 これは都市工学だけでなく政財界に進む人にも読んでほしい
ryo1oo3o
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あんまりこれから先のことには触れてなくて最近のトレンドばかりに目がいっていて非常に残念。たぶんトレンドは人口減少というよりはバブル崩壊後の土地利用に引きずられた側面が大きく、これから考えるべき人口減少と高齢化とかはまさに最後の省で大西先生が書かれている農地などを含めた用途指定〜などの方がメインなのではと思う。もう少しそこらへんの議論を展開させてほしかった。2013/03/31