目次
第1部 本研究の問題と目的(教室談話における聴くという行為の検討への視座;方法と本研究の構成)
第2部 児童の発言に基づく聴くという行為の検討(児童による話し合いを中心とした授業において求められる聴くという行為の特徴;聴くという行為の課題構造に応じた相違―2人の児童の発言に着目して)
第3部 聴くという行為の発言しない児童を含めた特徴とその支援―直後再生課題による聴くという行為の量的・質的分析(児童の聴き方の課題構造に応じた相違―発言の有無と学級による相違の検討;知識の獲得・共有に向かう社会科単元における児童の聴くという行為および学習と教師のリヴォイシングによる支援の検討;多様な理解の交流・精緻化に向かう国語科単元における児童の聴くという行為と教師による支援の検討)
第4部 聴くという行為の発達的変化の検討(テキスト読解授業における聴くという行為の習得)
第5部 総合考察(児童による話し合いを中心とした授業における聴くという行為の特徴)
著者等紹介
一柳智紀[イチヤナギトモノリ]
2011年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。2011年新潟大学教育学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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