フロンティア軌道論で理解する有機化学

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フロンティア軌道論で理解する有機化学

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  • サイズ B5判/ページ数 174p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784759819861
  • NDC分類 437.01
  • Cコード C3043

出版社内容情報

複雑な計算なしに量子論でみた有機反応の本質が学べる.量子論に基づくフロンティア軌道論は,有機電子論では難しかった筋の通った説明を有機化学に与えうる.本書の精緻な軌道図とその解説は,複雑な計算なしに学生や有機化学者の軌道図を見る目を養う.現代の有機化学に必要なエッセンスをコンパクトにまとめた意欲作.

序章 軌道論のすすめ
1章 構造と結合に関する軌道論
2章 反応と機構に関する軌道論
3章 軌道論の基礎固め
4章 代表的な反応剤のHOMO,LUMO
5章 HOMO,LUMOからみた反応のしくみ


稲垣 都士[イナガキ サトシ]
著・文・その他

池田 博隆[イケダ ヒロタカ]
著・文・その他

山本 尚[ヤマモト ヒサシ]
著・文・その他

内容説明

有機反応を一貫して軌道論に基づいて解説。新しい有機化学を切り拓く読者へ贈る入魂の一冊。

目次

序章 軌道論のすすめ
1章 構造と結合に関する軌道論
2章 反応と機構に関する軌道論
3章 軌道論の基礎固め
4章 代表的な反応剤のHOMO、LUMO
5章 HOMO、LUMOからみた有機反応

著者等紹介

稲垣都士[イナガキサトシ]
1948年愛知県生まれ。1975年京都大学大学院石油化学専攻博士後期課程修了、工学博士。現在、中京大学客員教授、岐阜大学名誉教授。専門、有機化学、量子化学

池田博隆[イケダヒロタカ]
1973年滋賀県生まれ。2001年岐阜大学大学院工学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。現在、株式会社モルシス。専門、有機化学、量子化学

山本尚[ヤマモトヒサシ]
1943年兵庫県生まれ。1971年ハーバード大学大学院博士課程修了、Ph.D.。現在、中部大学教授、シカゴ大学名誉教授、名古屋大学名誉教授。専門、有機合成(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ふーとら

0
学部2年から飛び飛びで読んだが、大学1年レベルの講義を受けた方なら内容を理解できると思う。基本(原子軌道の形)からどのようにして、種々の反応(DA反応や転位反応など)を考えるとよいかを示してくれている。 文量に対して図が多くダレることなく読み切れるので、有機系を目指していなくとも、一回は読んだ方がいいと思う。

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