目次
第1部 近代語における形容詞の研究―意味・用法を中心に(形容詞「えらい」の出自と意味の変遷;形容詞終止連体形の副詞的用法―「えらい」「おそろしい」を中心に ほか)
第2部 近世後期語研究―資料性の問題を中心に(洒落本とは;江戸語資料としての十九世紀洒落本について―「きつい」「ゑらい」「いかい」等の語を見ながら ほか)
第3部 明治時代語研究―資料性の問題を中心に(近代語資料における校訂の問題と資料性をめぐって―坪内逍遙「一読三歎当世書生気質」を見ながら;近代語資料における校訂について―坪内逍遙「小説神髄」の場合を中心に ほか)
第4部 近世後期上方語から近代関西方言へ(近世後期上方語における“ちやつた”について;近世後期上方語における“ちやつた”の扱いについて ほか)
著者等紹介
増井典夫[マスイノリオ]
1960年滋賀県大津市に生まれる。1985年東北大学文学部文学科国語学専攻卒業。1987年東北大学大学院文学研究科国文学国語学日本思想史学専攻博士前期課程修了。愛知淑徳短期大学を経て、愛知淑徳大学文学部(大学院文学研究科兼担)教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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