目次
第1章 LGBTQってなに?
第2章 ホモフォビア
第3章 カミングアウト
第4章 学校生活
第5章 LGBTQの仲間
第6章 LGBTQの恋愛
第7章 セックスとセクシュアリティ
第8章 健康管理
第9章 宗教と文化
第10章 トランスジェンダーの10代
第11章 仕事と大学
著者等紹介
ヒューゲル,ケリー[ヒューゲル,ケリー][Huegel,Kelly]
米国・ワシントンDC在住のライターでコミュニケーションの専門家。2冊の本と50本以上の記事を執筆。1冊目の著書は「Young People and Chronic Illness:True Stories,Help,and Hope」(Free Spirit Publishing)(若者の慢性病:実話と支援と希望)。同書は自分自身の体験から書かれたものである。PFLAGワシントンDC首都圏支局を通して、LGBTQの人々とその家族への啓蒙活動を行っている
上田勢子[ウエダセイコ]
東京生まれ。1977年、慶應義塾大学文学部社会学科卒。79年より、アメリカ・カリフォルニア州在住。カーメル写真センター理事。写真評論などに従事しながら、児童書、一般書の翻訳を数多く手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kikorinnoie☆
4
LGBTQ(Q=クエスチョニング:迷っている人…自分の性的指向や性自認がはっきりしていない人)についての参考書であり、特に10代のLGBTQの人々へ向けたアドバイスやメッセージが詰まっている1冊。 How-to本のような印象を受けたがLGBTQではない自分が読んでも得られることが多く、読んで本当によかった。様々なことが『Q&A』で書かれており理解しやすかったし、間違った認識・誤解されやすい事について『ウソと真実』という形で書かれており、巻末の用語集も丁寧で、若い読者に向けられた内容だけあり解り易かった。⇒2014/07/12
ひかり
2
LGBTQで悩む10台の若者向けの細かな情報が詰まった本。実際読んでみて、自分の周りのひとにカミングアウトされたときを想像した。その人がどれほどの勇気を出してカミングアウトしてくれたのか、そこに目を向けたいと思えた。2016/11/16
Jamie
2
十代の頃に出会いたかった。 周囲で喧伝されているような性の在り方や恋愛の在り方が、必ずしも絶対ではないということを教えてくれ、とても息がしやすくなった。2014/05/02
SHIN
2
最近自分の性自認がブレにブレてきて辛くなったので、読んでみた。「わたしは自分の思い通りの人間でいいんだ。好きな服を着て、好きなことを言って、好きなことをすればいい。」という言葉に、凄く慰められた。「Q=クエスチョニング」という立場もあることは今回初めて知った。多分、自分の今はそうなのかもしれない。2013/12/12
moeeeeen
2
LGBTQに関する一般的事柄に関して広く浅く掲載+回答している所謂入門書。これを読んで勇気付けられる人はきっといるだろうし、無知による思い込みや誤解を正すことができるかもしれない。要所要所にある体験談が共感できなくても成る程納得で理解を助けてくれます。高等学校以下の図書館に置いてほしい。2012/04/01