目次
1 2つの南太平洋―メラネシアとポリネシア
2 南太平洋史
3 メラネシアの国ぐにと地域
4 ポリネシアの国ぐにと地域
5 グローバリゼーションのなかの南太平洋
6 南太平洋と日本
著者等紹介
吉岡政徳[ヨシオカマサノリ]
1951年生まれ。社会人類学博士。神戸大学大学院国際文化学研究科教授。東京都立大学人文学部助手、信州大学教養部助教授、神戸大学国際文化学部教授をへて現職。専攻は社会人類学
石森大知[イシモリダイチ]
1975年生まれ。学術博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・研究機関研究員。日本学術振興会特別研究員PD、ハワイ大学人類学科客員研究員、神戸大学非常勤講師等をへて、2010年8月から現職。専攻は文化人類学、オセアニア地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Akihiro Nishio
24
いよいよ来月からフィリピンに出向となったが、1ヶ月フィリピンで準備して3ヶ月間フィジーに出張に出されることが判明。急遽、南太平洋について勉強を始める。様々な国が、独立の有無や、かつての宗主国の違い、それによる他民族の流入、珊瑚礁か火山島であるかなどの要素によって大きくことなることを知った。これらの国を理解する上で必要な大きな枠組みを知ることができたと思う。しかし、フィジーに3ヶ月出張って、暇過ぎじゃないですかね・・・。2020/12/21
うめけろ
3
久しぶりにこのシリーズを手に取りました。国名は何となく知ってるけど、その国についての知識がない、ということが多いので時々適当な国の巻を読むのですが今回は南太平洋。小さな島々が点在しているので国名すら知らないケースも多々。「南国のトロピカルリゾート」とか「未開発の秘境」という勝手なイメージしかありませんでしたが、ネット環境が整ってたりする島もありビックリ。けど、大部分では食べていけるだけの産業もなく、発電にも一苦労だったり、ゴミの問題が発生していたり。いつも通り勉強になるし興味深い一冊でした。2012/08/25
kozawa
3
どうなるんでしょうねこういう諸国。大陸系の国々とはまた違う自然環境、経済環境、国家、民族etc2011/01/15