チャイニーズネスとトランスナショナルアイデンティティ

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  • サイズ B6判/ページ数 307p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784750331317
  • NDC分類 361.22
  • Cコード C0336

目次

はじめに―全体構想と分析方法
チャイニーズネスとトランスナショナルアイデンティティ
第1部 歴史からの問い(戦後在日華僑社会の構成および変動と「老華僑」の組織・ネットワーク形成;ニューカマーズとオールドカマーズ―新旧華僑・華人の人間関係相互考察;中国におけるエスニック・ネーションの起源―孫文はいかにして「民族主義者」になったか)
第2部 トランスナショナルなアイデンティティ(「中国帰国者」の歴史/社会的形成―国民、エスニシティ、コミュニティ;滞日中国人による永続的「ソジョナー」アイデンティティの形成―トランスナショナルな移動者としての中国人留学生;石垣島の台湾人―現代に残響する植民地下の双方向的移動)
第3部 社会の多元性(中国移行経済における独裁的企業運営の採用―組織環境、人的資本、文化大革命中の国内移住経験が及ぼす影響;台湾における多文化社会の展開と「新移民」問題)

著者等紹介

永野武[ナガノタケシ]
松山大学人文学部社会学科准教授。筑波大学大学院博士課程社会科学研究科社会学専攻修了。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すのう@中四国読メの会コミュ参加中

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科学という思想自体が西洋の考えであるわけで、それから外れる東洋は正しくないとされてきました。しかし、東洋のことを考えるには東洋独自の視点や構造が必要であり、それが現在見直されつつあると思います。本書はナショナルアイデンティティについて、チャイニーズネスに着目することによって批判的にとらえ直していました。2012/11/05

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