〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ<br> 3.11津波で何が起きたか―被害調査と減災戦略

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〈早稲田大学ブックレット「震災後」に考える〉シリーズ
3.11津波で何が起きたか―被害調査と減災戦略

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  • サイズ A5判/ページ数 72p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784657113047
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C1351

内容説明

構造物だけではいのちを守れない。最後の砦の防潮堤が破壊され激流が町や人々を襲った。従来の研究を根本から問い直す巨大津波の実態。沿岸防災に必要なものは何か。十分な科学的根拠と地域の視点から将来に備える。

目次

序章 想定を超えた巨大津波
第1章 岩手県のリアス式三陸海岸
第2章 宮城県のリアス式海岸
第3章 宮城県、福島県の低平地
第4章 茨城県と千葉県
第5章 今後の減災対策の展開―構造物だけでは人命を守ることはできない

著者等紹介

柴山知也[シバヤマトモヤ]
早稲田大学理工学術院教授(社会環境工学科)、横浜国立大学名誉教授。1953年東京都文京区本郷に生まれる。東京大学工学部土木工学科卒業、東京大学助教授、横浜国立大学教授などを経て現職。工学博士(東京大学)。専門は海岸工学、沿岸域防災、建設社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ヴェネツィア

317
3.11のあの日、東北と東日本の一帯で起こった津波を、早稲田大学のチームが中心になって検証した記録。データが中心だが、そこから読み取れることは少なくない。いずれのデータが示すものも、過去にこれほど高くまで、また広範囲にわたっての津波は誰も経験したことがなかったということだ。津波は時には防潮堤を破壊しながら、あるいはその上を越えて港や人家に押し寄せていった。津波避難ビルの屋上にまでも。最後の章では、今後の津波対策への提言がなされているが、これほどの津波を想定するならば、未曽有の大事業になりそうだ。2018/02/24

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