環境政策の政治学―ドイツと日本

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  • サイズ A5判/ページ数 209,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784657098023
  • NDC分類 519.1
  • Cコード C3031

内容説明

環境政策と他の政策分野が統合される「統合的環境政策」のドイツにおける事例を分析。さらに日本との比較検証を行うことにより、環境ガバナンスの核心に迫る。

目次

第1章 統合的環境政策の構図(持続可能な発展;環境政策のグローバリゼーション;統合的環境政策の構図;ヨーロッパ連合の「持続可能性」の戦略;ドイツの「持続可能性」の戦略;日本にける環境基本法以後の環境政策;統合的環境政策から環境ガバナンスへ)
第2章 ドイツにおける環境政策の歴史―ブラント政権からコール政権まで(環境意識、環境運動、環境政策;環境政策の創出―社会リベラル政権期;「挑戦」としての環境政策―保守リベラル政権期)
第3章 エコロジー的近代化としての環境政策―赤と緑の連立政権の意義(エコロジー的近代化としての環境政策;脱原発と再生可能エネルギーの促進;エコロジー税制改革の制度設計と効果;団体訴訟権の挿入;環境政策のヨーロッパ化;大連立政権における環境政策の課題と連邦制改革)
第4章 自治体における統合的環境政策―ローカル・アジェンダ二一と環境自治体(持続可能な社会とローカル・アジェンダ二一;ドイツにおけるローカル・アジェンダ二一の現状と課題;日本における環境自治体の現状と課題)

著者等紹介

坪郷實[ツボゴウミノル]
1948年生まれ。1978年大阪市立大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。1991年博士(法学)大阪市立大学。北九州大学法学部教授を経て、早稲田大学社会科学総合学術院教授(比較政治、EU地域研究、比較環境政治)。市民がつくる政策調査会理事会幹事、NPOまちぽっと理事など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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桜子

6
ドイツと日本を比較しながら纏められています、ドイツで環境政治学に強いのはベルリン自由大学あたりでしょうか。

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