出版社内容情報
日本古代史を学ぼうとする人にその魅力を伝えるべく、気鋭の研究者が集い執筆した恰好の概説書。戸籍や土地制度、宗教や文化、「記紀」をはじめとする古代の史料などについて、研究の蓄積や最新の成果にふれつつ項目別にわかりやすく解説。近年注目の交通史や災害史、女性史も取りあげる。授業のテキストにも最適な、古代史研究の魅力がつまった一冊。
内容説明
古代史はおもしろい!研究史、最新の見解、読むべき参考文献など、どこから、何を勉強すればよいかがわかる!
目次
1 古代の社会と経済(渡来人;戸籍と古代社会;土地制度と班田収授 ほか)
2 古代の宗教と文化(仏教伝来から国家仏教へ;地方寺院の成立と国分寺建立;東大寺と大仏造立 ほか)
3 古代の史料(「記紀」の成立;『万葉集』―日本古代史の視点から;風土記 ほか)
著者等紹介
佐藤信[サトウマコト]
1952年、東京都生まれ。1978年、東京大学大学院人文科学研究科(国史学)博士課程中退。現在、東京大学名誉教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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