出版社内容情報
沖縄の米軍基地に含まれる墓や信仰の対象となる聖地。基地の内と外に存在する多くの神が、戦後いかに祀られてきたのかを描く。
内容説明
沖縄の米軍基地として接収された地域に含まれる、墓や信仰の対象となる聖地。人びとは現在も米軍の許可を得て、聖地で伝統行事を守り続ける。基地の内と外に存在する多くの神が、戦後いかに祀られてきたのかを描く。
目次
第1章 強制移転村の聖地―楚辺(米軍の上陸直後―読谷村の戦争被害;読谷村の戦後の集落移動 ほか)
第2章 基地返還地の聖地の再生と共同体(宇座の移動及び返還後の帰村;宇座の聖地の再生と継承 ほか)
第3章 墓地の中の町―北谷の聖地と郷友会(北谷町と基地の歴史;キャンプ瑞慶覧内の聖地 ほか)
第4章 基地接収と爆音被害のムラ―砂辺・戸主会と聖地(旧砂辺の概要;砂辺戸主会と自治会 ほか)
著者等紹介
山内健治[ヤマウチケンジ]
1954年東京都に生まれる。1983年明治大学大学院政治経済研究科博士前期課程修了(政治学修士)。1990年同大学院博士後期課程単位取得退学。現在、明治大学政治経学部教授(専門文化人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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