内容説明
柳田国男が築いた民俗学は、一九六〇年代以降研究体制を大学に移した。アカデミック民俗学として大きく飛躍し、都市・観光・環境など身近な課題も取り上げるようになる。細分化した学問状況を検証し、今後のあり方を問う。
目次
1 アカデミズムのなかの民俗学
2 批判と反省の民俗学
3 新しい民俗学研究の形成
4 制度の中の民俗学
5 社会の変化と民俗学
6 落日の民俗学と現代民俗学
7 二一世紀の民俗学へ
現代日本民俗学研究史年表
著者等紹介
福田アジオ[フクタアジオ]
1941年、三重県に生まれる。1971年、東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、国立歴史民俗博物館名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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