内容説明
1855年、100万都市江戸を襲った安政大地震。甚大な被害状況に人々はどう対応したか。幕府の御救いや民間救済事業の実態、かわら版や鯰絵から復興を願う被災者の心性を探る。災害社会史の名著に、最新の研究成果を増補。
目次
第1部 災害と情報(災害の社会性―被害の軽重;情報における事実と真実;さまざまな地震誌;地震鯰絵と民衆)
第2部 災害と救済(災害と救済;施行論―抑圧と解放と)
著者等紹介
北原糸子[キタハライトコ]
1939年生まれ。津田塾大学学芸学部英文科卒業、東京教育大学大学院文学研究科修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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