出版社内容情報
軍港都市の語る歴史―プロローグ/軍港都市の成立(軍港都市という位置づけ/軍港都市の起源)/軍港都市に住まう人びと―横須賀の都市社会(人口・戸数の変化からみる横須賀の五〇年/横須賀の「紳士」/賑わう社会/都市のまなざし)/軍港都市と観光―戦前の舞鶴(軍港都市舞鶴の地域資源/要港部時代の舞鶴の風景)/吉田初三郎、軍港都市を描く(吉田初三郎の鳥瞰図/舞鶴―一九二四年/横須賀―一九三〇年/呉―-一九三五年)/軍港都市から平和産業港湾都市へ―呉の転換(軍港都市呉の建設と発展/市街地の戦後復興の基盤/平和産業港湾都市をめざして)/れんが色の街―呉と舞鶴の都市整備(戦後の市街地整備/「れんが」調のまちづくり―呉/大和ミュージアム建設と赤煉瓦/舞鶴の赤れんが/海軍ゆかりの街―軍港都市の現在)/軍港都市らしさのゆくえ―エピローグ
内容説明
近代海軍が拠点を置いたことで誕生した軍港都市。鎮守府・海軍工廠があった旧軍港四市の人口・戸数の変遷や人びとの営み、交通や観光、戦後のまちづくりなどを描き、平和産業都市への生まれ変わりを見通した軍港都市史。
目次
軍港都市の語る歴史―プロローグ
軍港都市の成立
軍港都市に住まう人びと―横須賀の都市社会
軍港都市と観光―戦前の舞鶴
吉田初三郎、軍港都市を描く
軍港都市から平和産業港湾都市へ―呉の転換
れんが色の街―呉と舞鶴の都市整備
軍港都市らしさのゆくえ―エピローグ
著者等紹介
上杉和央[ウエスギカズヒロ]
1975年、香川県に生まれる。2004年、京都大学大学院文学研究科博士後期課程指導認定退学。現在、京都府立大学文学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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