歴史文化ライブラリー<br> 熊谷直実―中世武士の生き方

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熊谷直実―中世武士の生き方

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642057844
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0320

内容説明

歌舞伎などで、後世に広く名前の知られた熊谷直実。栄光と挫折を味わった彼は、出家を遂げ法然の門を叩く。なぜ武士身分として生涯を貫徹できなかったのか。彼の苦悩や行動の真意を探り、中世武士とは何かを考える。

目次

熊谷直実の生き方―プロローグ
武士として起つ―埋もれた前半生
栄光と挫折と―治承・寿永内乱の中で
僧となった東国武士―法然との出会い
直実の末裔
熊谷直実の生涯―エピローグ

著者等紹介

高橋修[タカハシオサム]
1964年、埼玉県熊谷市に生まれる。1987年、立命館大学文学部卒業。1990年、神戸大学大学院文化科学研究科博士後期課程中退。2000年、博士(文学、神戸大学)。現在、茨城大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

17
頼朝の傘下に属して源平合戦で活躍した面々にもある程度格差があって熊谷直実は由緒も分からない格下の武士であったのが分かる。不器用で愚直という言葉が合う人物であるが頼朝が割と気に掛けてたりと憎めない所もある。2021/06/20

MUNEKAZ

13
中学の国語の授業で、平家物語『敦盛の最期』を読み、直実のことを知ったなぁと懐かしい気持ちになる。領地もほとんどない弱小武士である直実が、立身出世をかけて戦場を駆け回り、やっとのことで栄光を掴むも、鎌倉幕府が含む矛盾に対する憤りと殺生への無常観から全てを捨てて遁世する。この非常にまっすぐな生き様には感銘を覚えるし、出家後もそうした直情径行が、ときに野蛮さを感じさせながらも、仏の道に精進する原動力に感じられる。歴史の流れを変えたようなことはないが、時を超えて語り継がれるのも納得の人物である。2021/01/10

遊未

8
サブタイトル「中世武士の生き方」。伝記として読めます。まさか息子の直家と旗指一人しかいなかったとは。本領安堵!と平家から源氏へ先駆けの武功目指して親子で転戦。しかし、むろん頼朝の「御家人はみな傍輩」は建前。出家後も武士らしい生き様で、後を託せる直家という息子に恵まれ、頼朝にも法然にもそれなりに認められ、後世に名を残し仏教に尽くし見事な生涯と思います。2021/02/14

長岡紅蓮

6
武士として生きながらも、出家をした熊谷直実について書かれた書籍。『武士道』(著 新渡戸稲造)の中で、熊谷直実の名前が出てきて気になったので読みました。恥ずかしながらこれまで熊谷直実を知らなかった。武士であれ、殺生の罪悪感を持っていたというのは自分の中で驚きに似た感情があった。2018/06/18

フランソワーズ

3
ミネルヴァ書房の方を読んだので、こっちを再読。吉川弘文館の方がより評伝らしく、入門者向けでしょう。2024/05/14

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