歴史文化ライブラリー
「国語」という呪縛―国語から日本語へ、そして○○語へ

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642056908
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0320

内容説明

「国語」とは何か。それは明治期に入為的に作り出されたものだった。幻想の「純粋な和語」、内向きの国語教育、侵略戦争と日本語教育、「日本語=日本文化」という図式…。言語の境界を越えた「○○語」への道を探る。

目次

日本語を再び考える―プロローグ
国語とは何か
国語から日本語へ
日本語とは何か
日本語から○○語へ
言語そのものへ―エピローグ

著者等紹介

川口良[カワグチリョウ]
1957年、長崎県に生まれる。1993年、お茶の水女子大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、秀明大学総合経営学部教授

角田史幸[ツノダフミユキ]
1950年、東京都に生まれる。1978年、一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得。現在、秀明大学学校教師学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

bandil

1
興味深い考察。日本語賛美に対するアンチテーゼな内容になっているので、バランス良く日本語を理解するために一読するのも大切かと思う。個人的には、今朝、植民地政策時代の日本軍の美談記事を読んだ後に本書で日本語を植民地に根付かせた際の政府の謀(はかりごと)を読んだので頭の中の整理が追いつかない。結局、歴史なんて切り取り方次第だ。2016/08/12

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