井上馨と明治国家建設―「大大蔵省」の成立と展開

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井上馨と明治国家建設―「大大蔵省」の成立と展開

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  • サイズ A5判/ページ数 352p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642038713
  • NDC分類 317.24
  • Cコード C3021

出版社内容情報

廃藩置県後、井上馨は大蔵省に民部省を併合。彼の思想や「大大蔵省」の制度・政策の考察から、草創期近代国家の建設過程を解明する。明治4年の廃藩置県後、井上馨は財政官庁の大蔵省に地方行政などの民政権を掌握していた民部省を併合。強大かつ広範な権限を持つ「大大蔵省」が誕生し、明治6年の内務省の成立まで、国家建設に多大な役割を果たした。井上の思想や「大大蔵省」の制度・政策の考察を通じて、近代日本の出発点である明治初年の国家建設の苦悩に新たな視座を提起する。

序章 明治初年の井上馨と「大大蔵省」/井上馨の思想(「大大蔵省」構想の形成過程〈幕末の密航留学経験と長州藩論の分裂/新政府の成立と井上の「千歳之遺憾」/「上」と「下」からの改革構想/「法則」による国家構想の登場/「大大蔵省」構想の成立〉/廃藩置県後の「事務」〈「大大蔵省」の綱領/岩倉使節団の成立/「大大蔵省」の目途〉以下細目略)/「大大蔵省」の制度(「大大蔵省」の成立と太政官制潤飾/「大大蔵省」の展開と県治条例・地方官会同/「大大蔵省」の解消と内務省建省)/「大大蔵省」の政策(井上馨と「大大蔵省」勧農政策/「大大蔵省」勧農政策の展開過程/大隈重信と「大大蔵省」勧農政策)/終章 井上馨・「大大蔵省」と明治国家建設/あとがき

小幡 圭祐[オバタ ケイスケ]
著・文・その他

内容説明

明治四年の廃藩置県後、井上馨は財政官庁の大蔵省に地方行政などの民政権を掌握していた民部省を併合。強大かつ広範な権限を持つ「大大蔵省」が誕生し、明治六年の内務省の成立まで、国家建設に多大な役割を果たした。井上の思想や「大大蔵省」の制度・政策の考察を通じて、近代日本の出発点である明治初年の国家建設の苦悩に新たな視座を提起する。

目次

第1部 井上馨の思想(「大大蔵省」構想の形成過程;廃藩置県後の「事務」)
第2部 「大大蔵省」の制度(「大大蔵省」の成立と太政官制潤飾;「大大蔵省」の展開と県治条例・地方官会同;「大大蔵省」の解消と内務省建省)
第3部 「大大蔵省」の政策(井上馨と「大大蔵省」勧農政策;「大大蔵省」勧農政策の展開過程;大隈重信と「大大蔵省」勧農政策;井上馨・「大大蔵省」と明治国家建設)

著者等紹介

小幡圭祐[オバタケイスケ]
1983年宮城県に生まれる。2014年東北大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員PD(慶應義塾大学)、福島県立医科大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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