出版社内容情報
道路,鉄道,水道,学校,発電所など,私たちの生活に欠かせない社会資本。逼迫した財政状況の中,高度成長期に建設したインフラが更新期を迎え,災害も多発している。これからの社会資本をどのように構築していけばよいのか。維持可能な社会資本の姿を探る。
内容説明
災害が多発する時代の維持可能な社会資本とは。道路、鉄道、水道、学校、発電所など、私たちの生活に欠かせない社会資本。逼迫した財政状況の中、高度経済成長期に建設されたインフラが更新期を迎え、災害も頻発している。これからの社会資本をどのように構築していけばよいのか、社会科学の視点で探る。
目次
社会資本論の現代的課題
第1部 現代社会資本論の視点(社会資本の歴史的変遷と現在;社会資本と都市・農村;社会資本と官民役割分担―水道事業の「民営化」)
第2部 転換期の社会資本(居住福祉と社会資本―市場化・分権化する住宅政策からのビジョン;都市におけるグリーンインフラ―都市農業・農地を保全するために;地域エネルギーと社会資本―集中型電力システムから分散型電力システムへ;交通社会資本とまちづくり―社会的生活手段としての公共交通;災害と社会資本;文化・観光と社会資本―私的セクターが担う社会資本)
第3部 社会資本のガバナンス(社会資本と公共サービス・参加型予算―公共サービスの拠点としての社会資本;地域金融と社会資本―変革期に期待される地方債市場の制度インフラ;現代社会資本と税財政改革)
グローバル・ローカル時代の社会資本論へ向けて―社会資本の新たな課題へ
著者等紹介
森裕之[モリヒロユキ]
立命館大学政策科学部教授
諸富徹[モロトミトオル]
京都大学大学院経済学研究科教授
川勝健志[カワカツタケシ]
京都府立大学公共政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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