明治大学社会科学研究所叢書<br> 日本的流通の経営史

明治大学社会科学研究所叢書
日本的流通の経営史

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  • サイズ A5判/ページ数 352,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641163065
  • NDC分類 675.4
  • Cコード C3034

内容説明

明治期から1960年代までにおける、メーカー・卸店・小売店の取引関係や取引条件の変化を実証的にとらえ、日本的流通システムの生成・発展過程を解明する。経営史の視点に立ち各主体の行動に焦点を当て、メーカーの流通戦略、卸業者の対応、小売業者との取引関係の変化について明らかにし、日本的流通の特質を抽出する。

目次

序章 本書の構成
第1章 戦前期ライオンの流通合理化
第2章 資生堂販売会社の設立と経営状況
第3章 戦前期花王の流通革新
第4章 日本石鹸配給統制会社設立とライオン油脂の販売活動
第5章 石鹸配給統制と「石鹸配給規則」の施行
第6章 ライオン歯磨の流通組織化―一九五〇年代の流通構造とともに
第7章 再販売価格維持制度導入前の花王―課題と施策
第8章 花王の流通過程調査と再販制度の導入―一九六〇年代の展開
終章 要約と総括

著者等紹介

佐々木聡[ササキサトシ]
1957年青森市生まれ。1981年学習院大学経済学部卒業。1988年明治大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。1988年静岡県立大学経営情報学部助手、その後、同講師、同助教授、明治大学経営学部助教授を経て、明治大学経営学部教授、博士(経営学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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