内容説明
日本を中心とした国際的研究グループにより、中国大陸・台湾、モンゴル、そして北米、ロシアにいたるまで長年にわたり進められてきたフィールド調査と史料研究をもとに、清朝史研究の新たな地平を示す。
目次
1 清朝と八旗(八旗の記録が如何に史書となったか;清初八旗制下のマンジュ氏族;駐防城チチハルの風景―康煕五十年代を中心に ほか)
2 「档案」に現れる清朝社会(満州語文書資料と新しい清朝史;「衙蠹」のいみするもの―清初の地方統制と胥役;清朝档案史料からみたサンゲ・ギャムツォ殺害 ほか)
3 清朝とモンゴル(档案から見た明末清初のオンニュート、カラチェリク部;十九世紀ハルハ・モンゴルの布告文にみる地方行政―『プレヴジャヴ布告文』を中心として;宣統三年夏の庫倫―満州アムバン、ロシア領事とモンゴル人 ほか)
著者等紹介
細谷良夫[ホソヤヨシオ]
東北学院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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